なつ

ボーはおそれているのなつのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
4.3
観る人によって受け取るものが変わる映画。

一緒に観た彼氏は、意味わからんっと若干キレてた。
私は子供の時大人に言われた事を思い出して震えながら爆笑してた。
ネットでは抑圧された男性の恐れを撮ってるっ言ってる人もいた。
監督はユダヤ人の宗教と歴史に造られた恐怖が含まれてるって言ってる。

私はどちらかと言うと日本で言うアダルトチルドレン(アメリカのアダルトチルドレン、アルコール依存症の親を持つ子供の事とはちょっとニュアンス違う)のあるある映画で毒親って世界共通なんだなぁなんて思ってたら、後で監督インタビューにて、ユダヤ人の特徴との話を聞いて、ユダヤ人と日本人が似てるのか。これが国民性とか辛過ぎ。

経済面、道徳心を人質にガチガチに拘束してる人間に「あなたの正義にしたがって自由にやってね(にこ)」に首が取れるほどあるあるあるあるある‼︎ってなった。
あと、父親に大学の授業あるから前日に帰るっていったら、当日の朝に車で送るって言われて見事に遅刻したあの日を思い出して笑った。
なつ

なつ