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ラシーダ
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『ラシーダ』に投稿された感想・評価

どこへ行っても蔓延る暴力。その犠牲者として死線を彷徨った女性が、監督の分身として、蹂躙され続ける全ての民の代弁者として屹立する。
あなたが銃を武器に戦うなら私はチョークを武器に戦おう。目を逸らす事が許されない必見のラストショット
reina

reinaの感想・評価

3.7
世界には想像を絶するほどの惨いことが存在する。それでも日々は止まることなく続いていく。

テロリストに誘拐された女性が公衆浴場で身体に付いた血を何度も何度も擦り落とそうとするシーンが忘れられない。テロリストにより尊厳を踏みにじられた彼女。彼女が命からがら村に戻ってきたとき、自身のヴェールを取って彼女に被せる村の女性達、大げさな励ましの言葉を掛けるのでもなく、そっと寄り添うその姿勢に涙が出そうになった。
レイプされた結果、望まぬ妊娠をしてしまう彼女。「中絶は罪(ハラーム)」とされる社会でその子どもの養子縁組を申し出る村の女性。誰の子どもであれ「子どもには罪はない」という考えを窺い知れる。ラシーダの教え子達がシャボン玉を吹くシーンからも「子どもは希望である」というメッセージが強く伝わってくる。

どんなに無惨な状況であっても希望の光はあると信じようとする、しなやかな強さを感じた一作。
#39 イスラーム映画祭7@ユーロ
アンコール上映で初鑑賞。
20年前に発表された、アルジェリア初の女性監督による処女作。
内戦下、無差別テロに翻弄されトラウマに陥る一般女性の姿を描く。
処女作のせいか、カメラワークや編集にぎこちなさもあるが、それがかえってドキュメント色を強めていて、不思議な力強さを覚えた。
主人公の女性教師役の女優も魅力的で、公衆浴場や結婚式など、初めて観るアルジェリアの風俗描写も新鮮だった。
カミュ『ペスト』や、映画『アルジェの戦い』『パピチャ 未来へのランウェイ』などで、なんだかアルジェリアは、常に「翻弄」させられている国のような印象があるが、その陰で、一般市民はどういう目にあっているのかが、とてもよく伝わってきた。
ラスト、テロで荒れ果てた小学校に、それでも子どもたちが通学してくるシーンは実に感動的な名場面だった。
上映素材がDVDなのか、細かい部分にギザギザが出ており、ちょっと見にくかった。