最初は中学生の独特な感じが現れすぎててなんだかくすぐったい気持ちだった。でも出てくるプリ機やお揃いの筆箱が私の世代ドンピシャで自分の中学時代と重ねるように見入ってしまった。
あまり話さない子はもちろん、よく話す子でも何を考えているのかを理解するのはとても難しい。でもその頭の中をインタビューを通して垣間見れる感じ。中学生のときって今思えば大したことない悩みが超重大に思えたり、周りの人全員を敵と思ってみたくなったり、でも結局友達と楽しくやってたり…そんな感じだよなーって懐かしくなった。普通の中学生の日常の一部なのに何故か泣いてばかりだった。
見て良かったし、もう少し歳を重ねてからもまた見たいと思う映画だった。私は自分の中学時代があまり好きでは無かったが、この映画を見て、あれはあれでいい青春だったのかな、と思えて過去が少し好きになった。