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ミナは歩いてゆくのbarakachanのレビュー・感想・評価

ミナは歩いてゆく(2015年製作の映画)
3.8
ミナの強い、強すぎる眼差しに胸が締め付けられた。

周りの大人は、頼りになるどころか屑ばかり。

でも屑代表の麻薬中毒者の父も妻をタリバンに殺された過去を持っている。仕事もない中、娘の稼ぎを頼るような駄目人間に陥ったのだろう。
誰もが自分が生きるだけに必死な状況。簡単には責められないとも感じた。

タリバンが復権した今、経済もさらに悪化してるアフガニスタン。
たくさんのミナがいるのかと思うと、辛い

強く生きるミナの行動を私は一つも責めれないけど、ミナには学校の先生を頼ってほしかったな

補記
この映画の教師役はアフガン零年のオサマ役だったとのこと。
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