キリスト教徒だった学者が弾圧を受け、島流しにされるが、配流先の小さな島で魚の世界の魅力に気づき、魚類辞典を作るまでのお話。
島民で漁師である青年・昌大との交流からは、人生の短い期間でなにを学ぶのか、という普遍的なことを考えさせられる。また、ヤクチョンの知識のインプットからアウトプットに移す行動力に感心した。
本作は学問に身分は関係ないことを主軸に置いている。誰しも学ぶ意思さえあれば学問を修めることができる体制が整った国こそが真の意味で強いのだと思い知る。
ヤクチョンを演じるソル・ギョングって「oasis」の人か!全然気づかないほど演技の振れ幅が広い。