U・ボート　ディレクターズカットのアピのレビュー・感想・評価

伝説的な名作。1981年にドイツ人監督の撮ったという点が素晴らしい。
その魂のこもった圧倒的な作り込みは娯楽作品の枠を越えてしまっていて、とても気軽に観ることはできない。

苦難の先は報われず、ヒゲもじゃな乗組員の見極めは困難で、状況も逐一説明してくれるわけでない。
食事のシーンは楽しく陰鬱な映画というわけではなかったが、近頃の映画に甘やかされた身としては1度観るだけでヘトヘトになってしまった。