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ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODYのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.3
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-585
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋ホイットニー好きの方、または映画好きで、彼女の主演映画『ボディガード』が好きな方、そしてその主題歌『オールウェイズ・ラブ・ユー』が大好きな方は必見かも!!

🖋️本作、2012年に48歳の若さで急逝した歌姫ホイットニー・ヒューストンの波乱万丈の人生を映画化した音楽伝記ドラマです。ホイットニーの十代後半から48歳で人生の幕を閉じるまでを時系列に沿って描いた作品、『ボヘミアン・ラプソディ』の脚本家アンソニー・マクカーテンが本作も脚本を担っていますが、彼女の人生の大半が描かれていることが『ボヘミアン・ラプソディ』と違うところかも。

🖋️さらにその波乱万丈の人生の裏側もホイットニーの視点で描かれています。夫ボビーの浮気や逮捕、親友のロビン・クロフォードとの出会い、友情、確執、育ての親クライヴ・デイヴィスの大きな愛、欲にまみれた父親との確執、信頼する母親の絶対的存在など、その多くのエピソードに引き摺り込まれます。特にクライヴ・デイヴィスとの関係性、全てホイットニーが直感で曲を選んでいたんですね。驚き!!

🖋️そして輝かしい人生を謳歌していく中で、残念なことにホイットニーはドラッグで身を崩していきます。素晴らしい才能を持ちながらドラッグで全てがなくなってしまう。。。そんな人生の無常さ、残酷さをも見事に描いています。そしてクライマックスのメドレーは圧巻!!涙が溢れてきます。

🖋️主演は「レディ・マクベス」のナオミ・アッキー。シンガーとして成功していくにつれて、彼女がだんだんとホイットニーに見えてきます。熱演ですね!!しかしながらやっぱり一番の見どころは、ホイットニーの全てが詰まった歌のパフォーマンス!!歌声はホイットニー自身のマスターテープからリミックスしたものが使われているので聴きごたえはもう最高!!

🖋️映画好きの私としては、ホイットニーに舞い込んだ『ボディガード』出演依頼のエピソード!!ケビン・コスナーと聞いてホイットニーは?!素敵ですね!!

😌Story:(参考: allcinema)
若きホイットニーが名音楽プロデューサー、クライヴ・デイヴィスに見出され、二人三脚でジャンルも人種も超えた“グレイテストソング”を次々と生み出し、スターダムへと駆け上がっていくさまを、数々のヒット曲とともに描き出していく。

🔸Database🔸
・邦題 :『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』
・原題 :『Whitney Houston: I Wanna Dance with Somebody』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 2022
・日本公開: 2022/12/23
・上映時間: 144分
・受賞 : ※※※
・監督 : ケイシー・レモンズ
・脚本 : アンソニー・マクカーテン
・原作 : ※※※
・撮影 : バリー・アクロイド
・音楽 : チャンダ・ダンシー
・出演 : ナオミ・アッキー、スタンリー・トゥッチ、アシュトン・サンダーズ
タマラ・チュニー、ナフェッサ・ウィリアムズ

🔸Overview (映画. com)
美しく力強い歌声で世界を魅了したアメリカの人気歌手ホイットニー・ヒューストンの半生を描いた伝記映画。「ボヘミアン・ラプソディ」のアンソニー・マッカーテンが脚本、「ハリエット」のケイシー・レモンズが監督を務め、ジャンルも人種も超えて愛された数々の楽曲の誕生の瞬間や、歌うことに全てを捧げた彼女の栄光と苦悩を、「I Will Always Love You」など数々のヒットソングとともにドラマティックに描き出す。「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」のナオミ・アッキーが主演を務め、ホイットニー・ヒューストンを見いだした伝説の音楽プロデューサー、クライブ・デイビスを「プラダを着た悪魔」のスタンリー・トゥッチが演じる。
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