2018年頃から伝記モノ映画が量産される中で良作の1本。ちゃんとかんゆいところに手が届くよう作ってある。
クイーンもエルビブスもジャージーボーイズも最高潮に盛り上がるシーンでわざと外すという手法を選んだ。ベタな演出こそ最も客が喜ぶのに芸術面を狙ってかアレンジバージョンを選ぶという愚策をとってきた。
GUCCI一族のもっていた話がそもそも面白い、という事実はあるが映画用に脚色したとしても他の伝記モノのように出し惜しみしない手法のおかげでストーリの全体像が常にクリアである。ちなみに伝記モノで100点満点はRush。
このGUCCIを採点するなら90点。なぜなら映像がなぜか日本のテレビ局で使うカメラで撮影したのかな？と思うほど映像がチープ。
GUCCIはマクドナルドとどこがちがってたんだろう？再編集してビジネス、特に合併企業について学れる教材としてしてもいいと思う。
