Netflixで大々的に告知していたので鑑賞。邦画を観るのは久しぶりだったけれど、最後まで楽しく観ることができた。
まず、柳楽優弥の演技力。実在する人物、しかも誰もが知っているテレビでお馴染みの有名人を演じるとなるとかなりのプレッシャーがあったと思うが、驚くほど忠実に再現していた。やりすぎるとものまね芸人のようになりそうなところ、真面目なドラマに仕上がっていたのは彼の演技力のおかげだと思う。
そして大泉洋。好きな俳優さんの一人だが、今作でもパンチのある芝居を見せてくれた。"何をしても大泉洋"と言う人もいるかもしれないが、それが彼の最大の魅力だと思う。癖の強い演技がバチバチに効いていて、個人的にはすごく好きな役だった。
この作品を観たという母も話していたが、劇団ひとりの才能がおそろしい。誰が撮ったのか気になって調べたら現役のコメディアンだったので驚いた。劇団ひとりが次にどんな作品を撮るのか大いに興味がある。
