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浅草キッドのkazu1961のレビュー・感想・評価

浅草キッド(2021年製作の映画)
4.4
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-718
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋“笑われるんじゃないよ!笑わせるんだよ!!”たけしの師匠の深見千三郎の言葉が心に残ります。芸人ビートたけしの誕生自叙伝、心震える作品でした!!終盤はもうその師弟愛に涙が溢れ出ました。。。

🖋なんせビートたけし役の柳楽優弥の演技が凄い!!容姿は全く似ていないのに、その所作と演技でもう若き頃のたけしに見えてくるのが凄い!!終盤には全く違和感を感じませんでした(歳取ってからの特殊メイクのたけしの方が違和感ありでしたね。。。)そした、エンドロールでその所作の指導に松村邦洋の名前があってまた大笑い!!

🖋本作、芸人・ビートたけしが自ら作詞・作曲した楽曲と自叙伝を原作に、彼の下積み時代とその師弟愛を描く人間ドラマです。監督は劇団ひとり、深見役の大泉洋とは『青天の霹靂』の監督・主演コンビです。これに見事な演技力でタケを演じる柳楽優弥とで素晴らしいトライアングルを実現しました。出演者ひとりひとりを優しく見つめて描いているところに劇団ひとりの本作への思い入れが伝わってきます。シビアで温かな師弟愛とたけしの成長物語、終盤に向けて大きな感動が待っています!!そういえば、ツービートの漫才はこんな毒舌漫才やったということを久しぶりに思い出しました。(そしてこのヤロー、バカ野郎!!は師匠の影響が大きかったんですね。)ほんと、期待以上に素敵な作品でした!!

😭Story:(参考: Netflix)
幻の浅草芸人と呼ばれた深見千三郎の下で修業を始めたタケシ。やがて苦境に立たされる師匠と対照的に、タケシは人気を博してゆく。

🔸Database🔸
・邦題 :『浅草キッド』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 2021
・日本公開 : 2021/12/09 Netflix
・上映時間 : 123分
・受賞 : ※※※
・監督 : 劇団ひとり
・脚本 : 劇団ひとり
・原作 : ビートたけし
・撮影 : 高木風太
・音楽 : 大間々昂
・出演 : 大泉洋、柳楽優弥、門脇麦、土屋伸之、中島歩

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
ビートたけしが自身の師匠である芸人・深見千三郎と過ごした青春をつづった自伝「浅草キッド」を映画化。劇団ひとりが監督・脚本を手がけ、多くの人気芸人を育てながらも自身はテレビにほとんど出演しなかったことから「幻の浅草芸人」と呼ばれた師匠・深見や仲間たちとの日々と、芸人・ビートたけしが誕生するまでを描き出す。昭和40年代の浅草。大学を中退し、「お笑いの殿堂」と呼ばれるフランス座のエレベーターボーイをしていたタケシは、深見のコントにほれ込んで弟子入りを志願。ぶっきらぼうだが独自の世界を持つ深見から、“芸ごと”の真髄を叩き込まれていく。歌手を目指す踊り子・千春や深見の妻・麻里に見守られながら成長していくタケシだったが、テレビの普及とともにフランス座の客足は減り、経営は悪化していく。やがてタケシはフランス座の元先輩キヨシに誘われ、漫才コンビ「ツービート」を結成。深見の猛反対を押し切ってフランス座を飛び出し、人気を獲得していく。深見を大泉洋、タケシを柳楽優弥が演じる。Netflixで2021年12月9日から配信。
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