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スレイブ 復讐のガンマンのHKのレビュー・感想・評価

スレイブ 復讐のガンマン(2018年製作の映画)
2.5
ジャンルが西部劇・ホラー・ファンタジーと珍しい組合せだったので、気になって鑑賞。
舞台は最初から最後まで列車内で、そこに乗り合わせた6人が主要登場人物となります。
ちょっとスリーナインや無限列車を思い浮かべたりもして、面白くなるかもと思ったんですが・・・
冒頭からの怪しい雰囲気に、どうなるかと期待したのに、結局どうにもなりませんでした。

途中あることがわかるんですが、大した驚きではないし、中盤のゲームのルールもよくわからないし、サスペンスも全く盛り上がらず中途半端。
既にラストはどうなったか忘れつつあります。

いろんな要素をミックスしてみるチャレンジ精神は評価したいところですが、本作の場合はそのどれもが最後までうまく噛み合わずにわけのわからないものができてしまったという感じ。
上手くいけば『フロム・ダスク・ティル・ドーン』的なモノができたのかもしれませんが、上手くはいかなかったようです。

主人公の一人の黒人俳優(トニー・トッド)に見覚えがあると思ったら、トム・サヴィーニの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創成期』の主役ですね。『ザ・ロック』なんかでは悪役の1人でした。
他に知っている役者はランス・ヘンリクセンのみ。今回の役はズバリ“悪魔”。

この怪しい雰囲気は全くキライというわけではないんですが・・・面白くはありませんでした。残念。
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