RIO

冷血のRIOのレビュー・感想・評価

冷血(1967年製作の映画)
3.7
一家4人を殺した後に奪った薄っぺらな紙切れで幸福感を味わっている
ディックとペリーの軽薄から生じる残忍さ

父親への憎しみを拭いされない男のその頬を窓に打ちつける雨が蔦う
真っ暗で雨の降り続ける夜の空には星は見えない

目的地はなく脱出をはかったけれど何処までも追いかけてくる不安
破綻を望んでいるかのような ある誠実さを持っているかのような風情が意味がなく抽象的
見果てぬ夢の中の分度器はどっちに向けても変わらなかった
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