pongo007

ノートブック -愛するあなたへ-のpongo007のレビュー・感想・評価

3.1
 末期ガンで死を待つだけの女性のお話。痛いし、いつも吐き気はするし、モルヒネ漬けで体はボロボロ。安楽死を望みますが、病院と意見が合わず、なかなか死なせてくれません。苦しい。
 
 それでも女性は泣き言を言わず、死ぬまでの間、幼い息子が成長したら読めるようにと、人生のアドバイスをノートに書き連ねていきます。ママはいなくなるけど、いつも一緒にいるよ…。

 「死は理不尽で無慈悲だけど、それは生の一部。自分が旅立ったあと、たまには思い出してね」のメッセージが心に響きました。 
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