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エスター ファースト・キルのkazuのレビュー・感想・評価

3.8
裕福なオルブライト家の一人娘エスターが行方不明になってから4年の月日が流れました。ある日、警察から彼女が発見されたという知らせを受け、両親と兄は数年ぶりの再会を喜び、6歳から10歳に成長したエスター(イザベル・ファーマン)を迎え入れます。再び家族そろって幸せに暮らせるかと思われましたが、4年ぶりに戻ってきたエスターは何かが変わっていました。。。

この娘、どこかが変だ…

前作でエスターが孤児院に入る前の前日譚が描かれています!

25歳のイザベル・ファーマンが続投で10歳を演じるとあって興味津々でしたが、違和感ありません。大人との身長差はカメラワークや台を用いたり、また全身のバックショットは顔が判らないよう子役を起用したりと、意外とアナログ処理で頑張ったらしく上手に仕上げてます👏

もちろんエスターの不気味さも健在で、序盤から雪積もる車のワイパーを動かした次の瞬間、血だらけのエスターが外に立っていたシーンでは思わずゾクゾクしました😱

しかし!!

中盤以降、エスターをも凌駕するサイコパスが現れます。これが映画『ミザリー』みたいに怖いんです。だからエスターの怖さを感じるより、途中からは "エスター頑張れ~" といった妙な感情に変わっていく自分がいました😳

1時39分の上映時間でしたが、もっとエスターを観たかった~

もう続編は無理かなぁ…
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