間違ったことをして、間違ったことをしている自覚もあるのに、家族に真正面から向かっていって家族もそれを許しているところに非現実性を感じてしまい…興醒めしてしまいました。
2人の心情描写や関係性の描写は張り詰めて少しの狂気を感じて良かったのに、2人だけの間違った世界という美徳に、いきなり現実世界の真人間を引っ張り合いに出してきたのが悪手だったなあと。それと対比して彼女らの間違いを際立たせるわけでもなく。
一応最後まで観たけど、そこの違和感は払拭してくれなかったです。
外の人間が関わり合いになって来なければ、もっと世界観が確立されて素敵な映画だったのに…と思ってしまいました。
主演2人の体当たりの演技は心にくるものがありとても良かった。
あとなんでキーソングがcherry？マジでここが本当に分からんすぎた。
