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クライマーズ・ハイの83rohのネタバレレビュー・内容・結末

クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

主人公の悠木を演じた、堤真一がカッコイイ~♪彼女から、「同年代なのに偉い違うねぇ・・・」って言われちまったよぉ(^^ゞ しかし、この映画での堤真一は、そういわれても腹が立たないくらいカッコイイです!上層部との喧嘩とか、部下の為に土下座するシーンとかエエ感じでした~♪

堺雅人が凄い・・・ ボクの中の堺雅人は、穏やかな、物静かな、温厚な、そんなイメージでしたが、この映画の前半はムッチャ迫力(^_^;)全権デスクである悠木とにらみ合うシーンなんか凄かったです。そして何より良かったのは、堺雅人演じる佐山が書いた記事・・・ どっかの特番で記事の内容を事前に知ってたから涙することはなかったけど、知らなかったら泣いてただろうなぁ・・・

マギーが良かったねぇ~♪構成って言うのかな?紙面のレイアウトを担当する部署に居る。悠木からの信頼も厚い職人。そんな役柄でしたね~♪怒号が飛び交う編集局の中で、なんか飄々とした感じが良かったです。

山崎努が嫌なヤツでしたよねぇ・・・ワンマン社長の役、地方新聞の社長ってあんなに権力持ってるんだろうか?エロオヤジ満開だったし・・・今だったら、セクハラで失脚してますねぇ・・・偉そうな、傲慢な、そんな社長がピッタリの演技でしたねぇ~♪

あの時代を、あの事件を上手く再現してたと思う。そうなんだよね、あの時代って携帯電話って会社の社長の自動車とかに搭載されている、超レアアイテムだったんだよね・・・ 電話を求めて、山の中を這いずり回る、旅館の電話を借りて電話する、旅館のピンク電話を使う・・・なんか懐かしい・・・

史上最大の航空機事故、そんな事故の影響なのか、働いてる人たちが熱かったよね?自分の記事に対する思い込み、リークしたスクープに対する気持ち、記事を載せるために広告を削ったり、最新の記事を載せるために印刷を遅らせたり、社内のいろんな部署と衝突しまくりながら新聞を作り上げていく・・・ 

なかなか熱いドラマだったけど、良く解らない事もあったなぁ・・・悠木と部長&次長の間にある確執ってなんだったのか解らない。クライマーズ・ハイってタイトルが、どっから来てるのか何を意味するのか解らなかった・・・

熱い男たちのドラマはリアルです。メイン劇場に配給される邦画で、久しぶりに良かったです~♪こんな映画をもっともっと観たい!



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