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サルのYSKのレビュー・感想・評価

サル(2003年製作の映画)
1.2
治験のアルバイトに参加した5人の若者グループを襲う恐怖…というお話

作品の冒頭で製薬会社から逃げ出した興奮状態のサルが人間を襲ったなんていうニュースがあるせいで不穏な雰囲気が漂うのはいいのですが、「隠して持ち込んだカメラで撮影している」体で撮影しているせいかもしれませんがとにかく画質が悪い
そしてカメラマン役の男性にしても、普通に話したりセリフが画面下にテロップのように表示されたりあるいは無声映画のように真っ暗な画面にセリフが縦書きで浮かんできたりと一貫性がないのも非常にマイナス

これでお話が面白いのならば良いものの、最後の10分20分までは本当にただ治験を受けているだけ
紆も余も曲も折も、起も伏もない日常に何の価値があるのか?そうではないなら価値のある日常を送らせなさいよ
もし紆も余も曲も折も起も伏も見逃していたとしても、その前後に興味を惹く内容がなかったせいだと思います
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