お望月さん

新・闇武者 魔道封印のお望月さんのレビュー・感想・評価

新・闇武者 魔道封印(2010年製作の映画)
1.3
前作ファンが思わず口を閉ざした。
あの傑作アクション『闇武者』から『闇武者』そのものを抜いたような味わい。芳一のチャームポイントである水泳ゴーグルも琵琶アクションもない、無味無臭の虚無(シャバ)い作品に仕上がっている。

OZAWAが知ってる歴史人物が総登場して、キレのあるアクションであっという間に退場して、復活して、ぷよぷよみたいに消滅する『闇武者』のテンポの良さが完全に消えており、とにかく虚無い。

好評だったPS1くらいの敵キャラプロフィールは、PS2くらいのクオリティで続投しているが、内容が「鬼です」「同じく」程度なので全くの無意味。

小沢仁志本人が(かっこいい棒)として出しゃばっており、アクションの尺を奪われているのも、沈没の原因だと思う。誰か助けてくれ。