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ある村でのKiwiのレビュー・感想・評価

ある村で(2019年製作の映画)
2.7
冒頭に「ある出来事に着想を得て」とあり、ラストに「(生きようと?)試みた男性たちと、VASTE-ROOSAで生き抜いてきた男性的な女性たちのために」とある。

エストニアはたびたび戦火に見舞われており、他国に侵攻・占領された苦難の歴史があるようだ。
https://kiitos.shop/blog/archive/history-of-estonia.html

VASTE-ROOSAはエストニア南端の村の地名で、地図を見ると、ラトビアとの国境近く。ロシアからも近い。
https://en.wikipedia.org/wiki/Vastse-Roosa

本作の「死神」は、戦争で男たちが死に続け、女たちが結束して困難な時期を乗り越えねばならなかったことを指しているのかもしれない。そう推測すると、ジャンル「コメディ ファンタジー」というよりも「風刺」、それも社会派ブラックコメディー?ではないかと思えて来る。
う~ん全然ハッピーじゃない!「ミッドサマー」のほうがフィクションなだけマシかも・・・

ホッピーはっぴーしあたーにて。
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