人生の晩年を迎えても精力的に創作を続けてくれているウディ・アレン監督に感謝。
夢や妄想のなかに数々の名作映画のオマージュを散りばめ、流石に鋭さは衰えたけど毎度のアレン節も健在で、美しい撮影とともに軽く楽しめた。
映画史に名を刻む巨匠。年老いてから私的にいろいろあったアレン爺さんの現在の心境、なかなか思い通りにいかない人生を軽やかにユーモアたっぷりに描出。
「それぞれの人生、君の人生はどんなですか？」と問いかけられたようなラストシーンだった。
それにしてもサン・セバスチャンの自然とオシャレで素敵な街並み、ええなあ〜。
