きょん

サン・セバスチャンへ、ようこそのきょんのレビュー・感想・評価

4.0
とても皮肉ででも愛しい作品でした。珍しく金髪美女がいなかった。ウディ・アレン監督。

若手映画監督役フィリップ役のルイ・ガレル(知ってたけど、観た作品は少ない)とあともうひと方しか知らなかったのがちょっとびっくり。ここ最近かなり有名な俳優さんを使っているイメージだったので。もちろんそうでない作品もありますが。とはいえ、クリストフ・ヴァルツをもったいなくも印象的な扮装とキャラクターで扱っていたのは面白かったです( ´ ▽ ` )

と思ってたらなんと!「パンズ・ラビリンス」の鬼のような大尉(セルジ・ロペス)がクズの芸術家役で出ているではないですかΣ(゚д゚lll)あまりの変貌に1ミリも気づきませんでした(−_−;)

主演のモート役のウォーレス・ショーンの軽快な喋りというかいつものウディアレン節というか、とてもよかったです。モートは小説家(仕上がらないが)でクラシック映画の先生をしていました。懐かしの名作や巨匠の名前が出てきてワクワクしましたが、ある下りで日本の名作を悪く言われたのが(モートはもちろんいいい意味で挙げていたのですが)少しムッときました( ̄ー ̄)モートの奥さんかなり自分勝手な人ですが、モートも負けていなかったΣ(゚д゚lll)それぞれ他の人に夢中( ̄◇ ̄;)人生楽しまなきゃ損だなと思いましたが、同じようにはできないとも思いました。人それぞれの楽しみ方でいいのかな。

モートの授業受けてみたい_φ( ̄ー ̄ )

人生いろいろだけど、めげてないところがよかった。まだまだ人生これからだ╰(*´︶`*)╯♡ 80点。
きょん

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