きょん

コット、はじまりの夏のきょんのレビュー・感想・評価

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)
4.5
子だくさんの家で、家でも学校でも居場所がない9歳のコット(キャサリン・クリンチ)はお母さんが出産のため夏の間親戚の家に預けられることになった。アイルランド作品。

言葉少ないコットが、だんだん喋るようになっていく様、そして親戚夫婦アイリンの無償の愛とショーンの少し不器用な愛情に包まれてコットは自分の居場所を見つけていく。

酪農を営む自然豊かな場所で、初めは警戒していたが少しずつのびのびと暮らせるようになるコットが微笑ましい。そしてショーンに言われてポストまで走るシーン、とても晴れ晴れと自信に満ちていて気持ちがいい。

近所のお葬式の時に面倒を見てくれた!?おばさん。すごい悪意というかいやらしさ満載。演じた女優さんもすごい。

ラストシーン、頭にこびりつきました(´༎ຶོρ༎ຶོ`)コットにとっていい方向にいってくれているといいなと思います。キャサリン・クランチに乾杯。
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