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キャッシュトラックのkazu1961のレビュー・感想・評価

キャッシュトラック(2021年製作の映画)
3.7
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-725
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋主演ジェイソン・ステイサム×監督ガイ・リッチー、『スナッチ』のゴーデンコンビの16年ぶりの復活です。静かなステイサムの“怒”と“狂”、そしてそのガンアクションを堪能する作品。ガイ・リッチーならではのリズムの良さに119分間どっぷりと引き込まれます。

🖋ストーリー展開も時系列を変化させながら、謎の新人警備員H(ステイサム)の正体を徐々に明らかにし、扇状的な音楽と共にストーリーがどんどん広がっていく展開とアクションに魅入ってしまいます。ステイサムの男臭さがとても際立つ作品です。

🖋少し残念なのは、前作『ジェントルメン』がとても素晴らしく、ガイ・リッチー独特のドンデン返しの繰り返しと綿密な脚本演出が際立っていたので、それと比べるとストーレートで静かなストーリーに感じるところ。それでもあっという間の119分はさすがガイ・リッチーならではか!あと、悪役のスコット・イーストウッドが良い味を出しています!!

😵Story:(参考: 公式サイト)
LAにある現金輸送専門の警備会社フォーティコ・セキュリティ社。日々、現金輸送車(キャッシュトラック)を運転するのは、特殊な訓練を受け厳しい試験をくぐり抜けた強者の警備員たち。そこに雇われた新人パトリック・ヒル(ジェイソン・ステイサム)、通称“H”。試験をぎりぎりで合格した彼は周りから特に気に留められる存在ではなかった。しかし、彼の乗ったトラックが強盗に襲われた時、驚くほど高い戦闘スキルでそれを阻止する。彼は一体何者なのか?周囲が疑心暗鬼に陥る中、全米で最も現金が動く日“ブラック・フライデー”に集まる1億8,000万ドルの大金を狙う強奪計画が進行していた…

🔸Database🔸
・邦題 :『キャッシュトラック』
・原題 :『Wrath of Man』
・製作国 : アメリカ・イギリス
・初公開 : 2021
・日本公開 : 2021/10/08
・上映時間 : 118分
・受賞 : ※※※
・監督 : ガイ・リッチー
・脚本 : イヴァン・アトキンソン、マーン・デイヴィス
・原作 : ニコラス・ブークリーフ『ブルー・レクイエム』
・撮影 : アラン・スチュワート
・音楽 : クリストファー・ベンステッド
・出演 : ジェイソン・ステイサム、ホルト・マッキャラニー、ジェフリー・ドノヴァン、ジョシュ・ハートネット

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」のジェイソン・ステイサムとガイ・リッチー監督が、「リボルバー」以来16年ぶりにタッグを組み、2003年製作のフランス映画「ブルー・レクイエム」をリメイクしたクライムアクション。ロスにある現金輸送専門の警備会社フォルティコ・セキュリティ社では、特殊な訓練を受け、厳しい試験をくぐり抜けた警備員たちが現金輸送車=キャッシュトラックを運転していた。そこに新人のパトリック・ヒル、通称“H”が警備員として採用された。採用試験の成績はギリギリ合格というレべルだったHだが、ある時、トラックを襲った強盗を驚くほど高い戦闘スキルで阻止し、周囲を驚かせる。そして、彼の乗るトラックがふたたび強盗に襲われると、Hの顔を見た犯人たちはなぜか金も奪わずに逃げてしまう。周囲がHの正体に疑心を抱く中、全米で最も現金が動くブラック・フライデーにフォルティコ・セキュリティ社に集まる1億8000万ドルの大金を狙う強奪計画が進行していた。
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