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花と沼のkazu1961のレビュー・感想・評価

花と沼(2020年製作の映画)
3.7
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2023-011
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋城定秀夫監督、『アルプススタンドのはしの方』を撮るくらいに素晴らしい監督、やはりその才能は多岐に渡ると認識させられる作品です。いわゆる真骨頂ですね。元々のホームであるピンク作品でも、笑いあり、疾走ありの、キモいものフェチの女性とキモい課長のラブコメという、そのシチュエーションの設定が面白いですね。この設定自体がピンク作品ならでは。マイノリティの立場からこういう考え方、嗜好もあるんだよと言うのがヒシヒシと伝わってくる、そんな作品です。

🖋️ “キモい”ものに性的な興奮を覚えるOLの一花を七海ななが、キモい課長の沼田を麻木貴仁が演じています。数々の作品で城定とタッグを組んできたこの2人のキャストのハマり方半端ないところがこれまた良いですね。

😳Story:(参考: ナタリー)
気持ち悪いものに興奮するOLの一花は、部下から嫌われている課長の沼田を密かに追いかけ、盗聴し。。。

🔸Database🔸
・邦題 :『花と沼』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 2020
・日本公開: 2020/10/17
・上映時間: 131分
・受賞 : ※※※
・監督 : 城定秀夫
・脚本 : 城定秀夫
・原作 : ※※※
・撮影 : 城定秀夫
・音楽 :
・出演 : 七海なな、麻木貴仁

🔸Overview (映画. com)
BL映画「性の劇薬」が話題を集めたほか、「アルプススタンドのはしの方」など劇場映画からビデオ作品まで幅広い作品を手がける城定秀夫監督が、変態的な性癖を持つOLと全社員からキモいと遠ざけられる課長の恋の行方を描いた、異色恋愛ストーリー。電器メーカーに勤めるOLの一花は、人が嫌がる“キモい”ものを偏愛して性的な興奮を覚えるという、変わった性癖を持っていた。彼女の会社の上司・沼田課長は、やることなすことすべてがキモいことから「キモハラ課長」と呼ばれ、全社員から敬遠されているが、一花はひそかに沼田課長のキモさに興奮を覚えている。そしてある日、一花は沼田の愛用する万年筆に小型盗聴器を仕掛けるという思い切った行動に出るが……。ピンク映画制作会社・大蔵映画が一般劇場向けにR15+バージョンで製作した作品を上映する「OP PICTURES+ フェス 2020」(20年10月16~29日/東京・テアトル新宿)上映作品。
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