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我らの父よのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

我らの父よ(2020年製作の映画)
3.3
1976 年に極左のテロリスト グループNuclei Armati Proletariによって警察副長官のアルフォンソ・ノーチェが暗殺された事件 ( Years of Lead ) に基づき、息子である監督クラウディオ ノーチェが、共同脚本も担当し映画化したドラマ。
ベネチア国際映画祭で最優秀男優賞(ピエルフランチェスコ ・ファヴィーノ)を受賞。
原題:(伊)Padrenostro (発音:ˌpadreˈnɔstro/ (英lit. Our Father) (2020 )

1976年、ローマ。
心雑音がみられる10歳のヴァレリオ(マティア・ガラチ)は、警察幹部である父アルフォンソ(ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ)がテロリストの特殊部隊に撃たれ、犯人の1人も目の前で亡くなる場面を、母親(バーバラ・ロンキ)とともに目撃する。
平静を保ちながらも強いストレスを受け感情が揺れているヴァレリオの前に、少し年上のクリスチャン(フランチェスコ・ゲギ)が現れる。
自分とは全く違いやんちゃでちょっと不良っぽい大胆な行動を取るクリスチャンは、ヴァレリオには初めて出会った本当の友だちに思われた…。

「腹で息をしろ」
「誰かを殺したことは?」

没頭とラストは、大人になった2人を見せる…。
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