これはなかなか難しい映画だった。奥が深いという意味だ。とにかく作品全般を通してアメリカ中西部の大自然の映像が目に焼きつく。夫を亡くしたある女性がバンに乗って放浪の旅をする。途中で出会った放浪者たちと…
>>続きを読む面白かった、好きだった点
ドキュメンタリーのような、ヒューマンドラマのような、愛のある作品に感じた。
色んな感情や想いを胸にノマドを続ける人々。その人たちの温かさに触れながら、自分も自分の生き方を模…
こんな素晴らしい作品がアメリカで製作されたことに驚きと深い感銘を受けました。抗えないような人生の理不尽さに直面したとき、人に許されるのは心の安らぎを求めることだけなのかもしれません。
人生の終わりと…
まるで小説を読んでいるような気持ちになりました。
小説は文字だけであらゆることを読み手に想像させるものと思いますが、こちらは映像の力で観客にいろんなことを想像させてくれました。
逆説的なんですけ…
1人だけど孤独じゃない、大自然がファーンをずっと包んでいるような。
キーでもあると思うけど、広角で映す夕暮れの空が本当に綺麗だった。
何にも縛られず、自由に生きながら自分自身のこれまでとこれからを見…
ノマドとしての生きる孤独と生活の厳しさ。
それでもそれだけじゃなく
壮大な景色と出逢う人たちのひとときの楽しみもありつつ、音楽が映像を邪魔しないのがいい。
日々生きてると愉しいことも悲観することも…
大切な人や家を失い、行き場のない孤独や喪失感。
だからこそ、遮るものがないノマドの道へ。
自由に見えて、誰かといる幸せを知っているからこそ、1人の時間では満たされているわけではない喪失感。
それでも…
ネバダ州の生活していた町が企業倒産に伴い消滅し、車上生活をするファーン。職を求めて転々と流浪の暮らしをつづける彼女は、ホームレスではなくハウスレスだという。
そこで出会う人びとは多くが高齢者でノマド…
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