短い時間の中で独自の世界観がしっかり作られていて惹かれる作品だった。説明は少ないが、担当の女性との会話によって彼が何をしようとしているのかが微妙に把握できるようになっている。ただ、その内容は断片的。かなり極端なサービスなので本当にそういう解釈で良いのか最初は戸惑う。が、他のお客さんの姿を見せて補足してるのが良い。
サービス内容とお店の雰囲気とがアンマッチなのも、ディストピアっぽさがあって良かった。なにより奥さんが美人なので説得力あった。
ただ、このサービスって結局本質的な部分は解決できないようにも思う。この主人公の場合は状況が悪化していただろう。かなり皮肉な映画で個人的には好みの作品だった。ちょっとブラック・ミラーっぽいかも？
