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風速七十五米(メートル)のこのネタバレレビュー・内容・結末

風速七十五米(メートル)(1963年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

この台風が近付いている今劇場で観られたという高揚感、、で終わるのみであれと祈っているが

ずっと暑そうな宇津井健と憎みきれない田宮二郎との対立を見守りつつ、まだかまだかと待ち続けながら忘れた頃にやってくる台風、
風速七五米というインパクトに引っ張られてしまうが、それまでのドラマも、菅原謙次や叶順子が間に入り見応えあり
起こるドラマをそそのかすような音楽とのバランスも良かった
指鳴らして威嚇する高松英郎
ターバン巻いて木谷に会いに来る決意、ぐっときた
叶順子はこれが引退作なのか、もっと魅せられていたかった、

クライマックスのミニチュア東京も相当な迫力、あまりの風雨にさらされる役者たちも相まって本当に起こっているのではという実感あり、ついに私にも特撮ブームくるかも、、
天災じゃなくて人災、という田村の確かなメッセージにせめて身の回りだけでも備えておこうと思った、
こ