第ニ次世界大戦が始まる前、バルセロナが陥落し、50万人がフランスへ避難。彼らは強制収容所へと押し込められた。収容所では次々と人が死ぬ。餓死、凍死、病死。殴り殺される者もいた。圧政から逃げてきた彼らになんて酷いことを…「悲惨な場所だ!」ジュセップは建物の壁や地面に黙々と戦争の愚かさを描いていく。
セルジュ目線でフランスという国、ジュセップという画家について孫に伝えていく形の映画。
収容所の憲兵セルジュは絵が描けるようにジュセップに鉛筆と紙を渡す。ふたりの間に有刺鉄線を超えて友情が芽生える。
戦争の悲惨さに胸は締め付けられたけど、時々内容が入ってこないような、ボーっとしている時間が多々あった。ジュセップの思いがうまく掴めなかったからかな。
孫がよかった!