鍋レモン

キングダム2 遥かなる大地への鍋レモンのレビュー・感想・評価

3.8
⚪概要とあらすじ
原泰久の人気漫画を実写化した2019年公開の大ヒット映画「キングダム」の続編。キャストには信役の山崎賢人、えい政役の吉沢亮、河了貂役の橋本環奈ら前作のメンバーに加え、原作でも人気のキャラクター・羌かい役で清野菜名が新たに参加。前作に続き佐藤信介監督がメガホンをとる。

紀元前、春秋戦国時代の秦。天下の大将軍を志す戦災孤児の少年・信(しん)は、弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・えい政(えいせい)と運命的な出会いを果たし、河了貂(かりょうてん)や山の王・楊端和(ようたんわ)と協力しながら、えい政の玉座奪還に成功する。半年後、隣国・魏が秦への侵攻を開始。秦は国王えい政の号令の下、蛇甘(だかん)平原に軍を起こす。歩兵として戦場へ赴いた信は、同郷の尾兄弟や頼りない伍長・澤圭(たくけい)、子どものような風貌に哀しい目をたたえた謎の人物・羌かい(きょうかい)と共に、最弱の伍(五人組)を組むことに。戦略上有利とされる丘を魏軍に占拠され劣勢を強いられる中、信が配属された隊を指揮する縛虎申(ばくこしん)は、無謀とも思える突撃命令を下す。

⚪キャッチコピーとセリフ
“命をたぎらせ、生きろ。”

「まだお前は生きてるじゃないか」

⚪感想
キングダム実写化2作目。

世界観、ストーリー、キャスト、キャラクター、アクション、衣装と全てが良い。

信が主人公だけど個人的には縛虎申が裏主人公な気がした。

登場人物一人一人が魅力的で、それに合わせたキャスト選びが凄い。

豊川悦司さんがかなり良かったけどそれを悠々と超えてしまうのは大沢たかおさん。
今までになかった役柄だと思うが体格といい、表情、セリフの言い回しどれをとっても最高。オーラが違う。王騎が喋り出すと謎の緊張感が走るし、見ている私はかっこよすぎてにやにやしてしまう。
登場シーンそう多くはないのに全部持って行ってしまった。

新たに参加の羌瘣役の清野菜名さん。
アクションは安心感がある。舞っているような身のこなしがかっこよかった。
ワイヤーによるものなのか分からないが人間離れした動きに違和感があり少し残念。そういう設定ではあるのでしょうがないが。

橋本環奈さん演じる河了貂は登場するもかなり短く、長澤まさみさん演じる楊端和は登場さえないのが寂しい。

3時間があっとゆう間。

このクオリティで三國志のドラマとか映画があったら泣いて喜ぶのに。



⚪以下ネタバレ



⚪以下ストーリー(Wikipediaから引用)
王都奪還から半年後、秦王・嬴政は刺客に襲われるが、信により刺客は撃退される。だがそこへ魏火龍七師・呉慶率いる隣国・魏の大軍が秦へと進攻、それを受け大将軍・麃公率いる秦軍が出陣する。信もそれに従軍し、羌瘣・尾平・尾到・澤圭らとともに伍を組み戦地・蛇甘平原へと進軍する。

だが丘を魏軍に占領されたことで秦軍は劣勢となる中、信達第4軍も突撃する。そして魏の装甲戦車隊の突撃を受けるも信達は孤軍奮闘するが、秦軍は甚大な被害を出す。そして夜には魏軍により残党狩りが行われ、信と羌瘣は仲間を護るべく殿となる。

翌朝、信と羌瘣は仲間と合流し、魏軍副将・宮元のいる丘へ突撃する。これを知った麃公は第4軍の元へ騎馬隊を派遣、千人将・縛虎申は信達を率いて丘へ突撃する。そして縛虎申は丘を登りきり、宮元と刺違える。そこへ突如六大将軍・王騎が現れ、信は王騎に将軍とは何かを教わる。

そんな中、呉慶本陣に向け麃公自ら突撃し、信の活躍などもあり呉慶の元へ到達する。そして麃公は呉慶との一騎打ちで勝利を収め、魏軍は撤退する。そして、羌瘣は姉同然であった羌象の仇を取るべく、信らと再び会う約束をして魏へと向かう。

戦後、嬴政に刺客を放ったのが右丞相・呂不韋だと判明する中、秦王都・咸陽へ呂不韋が参内し、嬴政との力の差を示して去る。そして信は教えを乞うべく王騎の元へ赴く。


⚪鑑賞
金曜ロードショーで鑑賞。
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