ヒデ

ただ悪より救いたまえのヒデのレビュー・感想・評価

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)
3.8
「"レイ"。その人殺しがコレエダの弟だ。兄の仇を取るって血眼になってる」

殺し屋が殺し屋に追われながらタイで自分の娘を捜す話。

とにかくアクションが凄い。主役二人のスタントはもちろん、グンって引いたりアップしたりするカメラワークの迫力が素晴らしかった。拳闘やナイフでの接近戦も、マシンガンや手榴弾使っての戦闘もどちらもてんこ盛りで良い。『チェイサー』みたいなエグさを期待してみたら、想像以上にアクションに目を奪われた。

主役の俳優さんは初めて見たけど、悪役の人がイカゲームのおっさんでビックリ。首に刺青入れたオールバックでキレキレの悪役になってて面白かった。最後のカーアクションや爆破の迫力がとにかく凄かったのだけど、よくこんだけ色々ぶっ壊す演出あってタイで撮影許可取れたな…。


以下、セリフメモ。


「レイは人を吊るして腹を割くらしい」

「この子を覚えてるな?遺体をどうした?誰が処理した?」

「タイで一番出回ってる麻薬はヤーバー。その元締めのチャオポにとって子供の売買は副業だ。日本や韓国の子の臓器は人気がある」

「おじさんはママを守る勇気がなかった。二度と失敗しない。約束するよ。何があってもユミンのそばにいる。絶対にひとりにしない」

「俺に殺される奴らが一番良くいうのは?"ここまでやる必要はないだろ?"怯えて顔で言うんだ。俺はそれが見たくてやってる」

「この子を…この子を連れてってくれ」
ヒデ

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