ギネス

ジョン・ウィック:コンセクエンスのギネスのレビュー・感想・評価

3.7
このシリーズは全てを見ている。最初、このタイトルの設定が見えず、徐々に明らかになって行く展開にワクワクした。流石にシリーズ4作目となると新しい設定はなく、ややマンネリ感もあるが、安定の面白さとかっこよさがあり、安心して観れる。この作品の特徴でもあるが、何人も倒すジョンウィックの最強さが、更に際立ってきたように思う。その分、特殊スーツによって銃で撃たれまくっても死なないと言う設定が、やや気になってしまった。撃たれて、殴られて、ボロボロになりながら戦う姿が良いのだが、襟を立てる動作だけで、銃が無効化されてしまう演出が、複雑だったバトルをやや単調に見せてしまったり感がある。全体的には面白いのだが、このシリーズの良さが、ややくどく感じてしまい、ゲームの世界を見ているようになってさしまったのはややもったいない。それでも、相手役の悪者は最高に良かったし、目の見えない設定もインパクトを強くしたと思う。雰囲気もあって、歴代シリーズの中でも忘れられない存在になった。
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