鉄

ジョン・ウィック:コンセクエンスの鉄のレビュー・感想・評価

4.5
キアヌ・リーヴスが222段の階段を駆け上がる映画。

シリーズ最長の上映時間によってアクションシークエンスがとても多くなっていて、もうお腹いっぱいで動けません。大阪コンチネンタルでのリナ・サワヤマや真田広之による大銃撃戦、パリでの車に轢かれまくり銃撃戦からの屋敷を上から俯瞰で撮ったショット(ドラゴンブレスがカッコよすぎ)、西部劇さながらの早撃ちガンマンクライマックスと、面白アクションシーンだけで映画が構築されている。

そしてとにかくドニー・イェンドニー・イェンドニー・イェン。まずドニー・イェンの佇まいに惚れ惚れする。飄々としていて軽やかに、でも何処か重厚感溢れるその姿勢にはグッと来ざるを得ない。クライマックスの大階段バトルはSASUKEラストステージを髣髴とさせるシンプルさ。故にアガる。もうこのシーンは色々と最高過ぎる。こんなに長い階段落ちはもう無いだろうな…

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