古徳洛

ジョン・ウィック:コンセクエンスの古徳洛のネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・ウィック1作目は斬新なアクションで面白かったですが、2作目・3作目は若干アクションが食傷気味になっており、今作の3時間のアクション映画は配信で良いかと思ってましたが…。
結果、観て良かった!盛り沢山、満足しました。
まず序盤の真田広之、ドニー・イェン、各々のレジェンド俳優のアクションシーンにバリエーションがあってとても面白いです。様になってるので見飽きない。2人の決闘シーンが往年の「座頭市対片腕ドラゴン」を観てる感じ。

タイトル・ロールの内股の髭ロン毛・不死身のジョン・ウィックは人間最終兵器なので、もう内面は描き切れない分、これでもかと長尺の観た事ない特殊アクションシーンの詰め合わせ感、車に轢かれたり高所からの落下、2百段近くの階段の転落シーン(凄すぎて涙が出ました)から満身創痍の中何度も立ち上がる不屈の男のカッコ良さ。

そしてこの映画の核となる「ITイット」シリーズのピエロ役も良かったビル・スカンズガルド演じる、いけ好かなく仕草など鼻につく侯爵役がとても良い。顔が小さいのでスーツ姿もとても綺麗。だからこそ最後の決着の爽快感がハンパないです。
取り敢えず、ジョン・ウィックは結婚指輪を取り返して無いのでまだまだ続編はありますよね。
それとミスターノーボディーは今作だけの出演だとしたら勿体ない。
古徳洛

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