バッティ

ジョン・ウィック:コンセクエンスのバッティのネタバレレビュー・内容・結末

4.9

このレビューはネタバレを含みます

この世で1番面白い映画だった。

ちょっと真面目にやりすぎたかもしれん……俺らそういう映画じゃなかったから……とばかりに、パリでのラジオ放送が始まり無限湧き殺し屋がジョン・ウィックを襲いだしたのは最高だった。暴力と理性のタガが外れ、ジョン・ウィックが車に100回ぐらい轢かれて、ジョン・ウィックが階段22222222段ぐらい転げ落ち、犬を助け、犬に助けられ、ドニー・イェンが鉛筆で人を殺し、上から見下ろす視点で殺し合いしてみようかな?とか車でグルグル回って連射してみようかな?とか爆発して炎上する弾を使いまくってみようかな?とかするのが本当に、本当にすごかった。車に衝突するの、3回目ぐらいからは流石に笑ってたし、階段転げ落ちまくるところは劇場でも笑い起こってた。最高です。



また今度細かく書くけどメインシナリオも日本シーンもマジでよかった。大阪で見てラッキーだった。ジョン・ウィックの最期もね。




0.1点の減点は、ケインがシマヅを殺して、娘にお前を待ってるぞ……って言ってたところ絡みです。何かこう……ひょっとしてお前らは……ジョン・ウィックユニバース作ってここの因縁を絡めてドラマ一本作ってやろうとかしてるんじゃないか……?1つの映画を真面目に作ることに集中しろよ……みたいな疑念が捨てられなかったことです。まぁ結局ポストクレジットシーンあって、どう捉えるかの判断は微妙なところなんですが。

でも昨今の映画をみてると、もう稼ぐには映画じゃなくてドラマなんですよ……という感じだし、しょうがないのかな。ドラマ作るために本編が面白くなくなっていくシリーズがあることまで考えると、その減点を0.1点で抑えられるだけ良い映画なんですよね。
バッティ

バッティ