Ryan

カーズ2のRyanのレビュー・感想・評価

カーズ2(2011年製作の映画)
2.8
超駄作。
ディズニーの悪巧みが鼻につく。


ストーリー
今や街の人気者となった天才レーサーのライトニング・マックイーンは、ひょんなきっかけからワールド・グランプリに出場することになる。親友のレッカー車であるメーターをピット・クルーとして連れて行くが、世界中から参加車が集まりしのぎを削る過酷なレースに、メーターは気後れして失敗ばかり。


主演 ラリー・ザ・ケーブル・ガイ
監督 追放されたジョン・ラセター



なんだこれ。最低最悪の続編。
面白くない。
資本主義の象徴ディズニーがさらにこのシリーズを機関車トーマスのように育て、子供達を取り込む事だけを考えて作られた駄作。
これは子供映画ではなく、子供騙し。

序盤から嫌な雰囲気が流れる。
あれ?この絵のタッチやストーリー展開もしかして?予想は的中。
しかも、かなり悪い方向へ。
ディズニーが007やミッションインポッシブルをやったらどうなるか?その体現。

主人公は人気者メーターになったが、マックイーンとの関係がとにかく気持ち悪い。
親友だったら何をしても良いのか?自分は馬鹿なのか?その答えを劇中で考えながら見続けてもそれに繋がる答えはなく、あの最悪のラストへとそのまま直行。
これはカーズではなくカーズのスピンオフ。

あくまでメーターを馬鹿にしつつ表面的に馬鹿にするのは良くないよと教育的立場からのメッセージ性に「なんて高い高い目線から言ってんだ」と思わず嫌になる。

クロスロードに期待していたが、今作を見た後だと正直悩む。
Ryan

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