Ryan

小さな庭園のRyanのレビュー・感想・評価

小さな庭園(2014年製作の映画)
2.9
ハンプティ・ダンプティ


あらすじ
見覚えのある造形群は作者の映画体験の蓄積を物語り、細胞分裂や地殻変動、エントロピーと不可逆性など、科学的素養の深さに思わず嫉妬する。一方で想像と創造が入れ子のように連なり、生命誕生と宇宙創世を匂わせた曼荼羅的世界観は、秩序とは相反する混沌の渦の中に迷い込ませる。カオスの対義語を調べてみるとその答えはコスモス。この瞬間、主人公は、まさにカオスとコスモスをつなぐLIFEの存在証明であったと確信した。


監督 斎藤俊介


"嫉妬"はしないが、クオリティーは高い。
奇天烈でいて幾何学的。なのに見覚えがある。
「ファインディング・ニモ」を参考にした?
似た様な雰囲気とカットを序盤に感じたのだが。

全体的に良くできている。
理解は出来ないし、恐らく理解できない様に作られているのだろうが、世界観は恐らくゲーム。PSシリーズやキューブの様な本待機を連想させる。この様なゲームをPS5のお試しで収録されている点も実に面白い。

嫌いではないが、長い。
理解できないものを見た後にしては疲労度と鑑賞時間が釣り合わない。
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