【第50回ベルリン映画祭 金熊賞】
新作『リコリス・ピザ』の公開が控えるPTAことポール・トーマス・アンダーソン作品。アカデミー賞でもトム・クルーズの助演男優賞を含む全3部門でノミネートされた。
これはめちゃくちゃ面白かった!長さが気にならないくらいのめり込んで観てしまった。
心の牢獄に囚われた人の話であり、許しの話でもある。最後のクレジットは監督の恋人と父親を示しているらしい。監督自身のトラウマを反映した作品ということだ。
人生何が起こるか分からない。偶然というのは起こり得る。冒頭の三つの話のように、また蛙が降ってくるように。