ネクロノミコン→
読んだらあかん書物です。
これ一般常識(違う)
おかんが古代の言語学者で大学教授。
彼女の元に送られてきた謎の書物。
自宅へ持ち帰ったら、下の娘が興味を持ち、ラテン語が読める上の娘と共に2行くらいの呪文を口にしたら、実はその本「ネクロノミコン」でした。案の定で姉妹が悪霊に取り憑かれてしまうという話。
薬中の神父と、悪霊つきの男がタッグを組んで教会とは独断行動で悪魔祓いをしてまして。
先程の妹の方が姉の様子がおかしいってんで相談にきて、悪魔祓いが始まり始まり。
ヤク中神父と一匹狼系の悪霊付の退魔師というタッグは、なかなか個人的にツボる組み合わせなのですが、展開がめためたぬるい!
悪魔化した姉妹は黒目と怪力を発揮して大暴れ、いやあんたネクロノミコンの呪文読んだやん……クトゥルフ神……旧き神でも憑依したかと思ったら、普通の悪霊レベルやん……。
しかも姉妹についた悪霊と、退魔師についてる悪霊と兄妹ということが発覚!
盛大な兄妹喧嘩かよ!!!!
現世でなくあっちの世界でやれ!!!
一方ヤク中神父は聖書を唱えるでもなく、ひたすらバックアップ。
おまえ腰のその聖書は何だ……と思ったら一応ラストへの仕掛けがありました。
そこで冒頭の30年前の田舎の教会で起こった悲劇と繋がるというオチに。
終盤はヤク中神父と退魔師の男との関係性が明かされるちょっと切ない結末。
それは!いいんですが!
もっと悪魔祓いをね、神父服とか聖書とか聖水とか十字架とかね、アイテムばんばん出してやって欲しかったん。
それが、家の中で相手をブン投げたり、机に叩き落としたり、床に羽交い締めにしたり、肉弾戦な悪魔祓い……つか神父は殆ど何もやってない。
最後のケツは持ったな……うん。
おっぱいが出そうで出ませんが姉妹は美人です、ヤク中神父の若い頃もイケメンでした。
グロはちょっとだけありました。
そんなところでした、まる。