このレビューはネタバレを含みます
あまりに豪華な役者さんが揃っていて観る前から身構えてしまった。
ブラックジョークをふんだんに盛り込み、コメディに徹した本編。
決して明るい内容ではなく、救いようのないラストにも関わらずなぜか後味が悪くないのが不思議な感覚。
未曾有の危機に見舞われながらも本気にせずのらりくらりと日常を過ごそうとする人々。
そんなことより自分の権力、な人々。
そしていざその時がきてようやく祈る人々。
SNSを用いて現代っぽさも映し出す鏡のような作品だった。
これは期待以上に面白かった。