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ドント・ルック・アップのkazu1961のレビュー・感想・評価

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)
3.9
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-739
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋凄いブラックSFコメディですね。地球が滅亡するというのに、政府は儲けを企み、マスコミは真実を伝えない、今の現代社会における、政府やマスコミの情報統制や利益至上主義を強烈に皮肉った作品です。ちょっと間違えば本当にこんなことが起こってしまいそうな今だからこんな映画が作れてしまうんですね。。。こわい!!

🖋とにかく風刺が効きすぎるほど効いていて、本当にそれに踊らさせているのは弱い国民たち、アメリカだけでなく、どこの国にもあり得ますよね。。。アダム・マッケイ監督、B級映画出身だけあって突き抜け方がハンパないです!!

🖋こんな徹底したB級突き抜け作品に演技の素晴らしい超豪華俳優たちがノリノリで演技をしているのが本作の一番の見どころ。レオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンスが主演を務めたというだけでも見たくなりますよね。ディカプリオはやっぱり巧くて、ジェニファー・ローレンスのエキセントリックさもとても良い!!そして何と言ってもメリル・ストリープの突き抜けた怪演が素晴らしい。終盤のティモシー・シャラメもらしい演技ですね!!この辺りだけでも見る価値ありかもです。

🖋でも彗星が地球に衝突して地球が滅亡するというのに、そのメッセージが全く伝わらない、そして打ち手が打てない、それは政治家、マスコミ、金持ちのせい。。。こんな超絶な風刺を評価するのは難しいですが、映画としては面白く、特に前述の弾けた超豪華俳優陣を見るだけでもよしとしましょう。。。エンドロールの最期のオチもお見逃しなく!!

😵Story:(参考: yahoo movies)
さえない天文学者ランドール・ミンディ教授(レオナルド・ディカプリオ)と教え子の大学院生ケイト(ジェニファー・ローレンス)は、あるとき地球衝突の恐れがある彗星(すいせい)の存在に気付く。二人はオーリアン大統領(メリル・ストリープ)とその息子であるジェイソン補佐官(ジョナ・ヒル)と対面したり、陽気な司会者ブリー(ケイト・ブランシェット)のテレビ番組に出演したりするなどして、迫りくる危機を世界中の人々に訴えようと奮闘する。しかし二人の熱意は空回りし、予期せぬ方向に進んでいく。

🔸Database🔸
・邦題 :『ドント・ルック・アップ』
・原題 :『Don't Look Up』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 2021
・日本公開 : 2021/12/10
・上映時間 : 145分
・受賞 : ※※※
・監督 : アダム・マッケイ
・脚本 : アダム・マッケイ
・原作 : ※※※
・撮影 : リヌス・サンドグレン
・音楽 : ニコラス・ブリテル
・出演 : レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンス、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、ロブ・モーガン、ジョナ・ヒル

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
レオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンスが主演し、彗星衝突という地球の危機を察知した落ちこぼれの天文学者と教え子が、世界中にその事実を伝えようと奔走する姿を、「バイス」「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のアダム・マッケイ監督が描いたコメディドラマ。落ちこぼれ気味の天文学者ランドール・ミンディ教授はある日、教え子の大学院生ケイトとともに、地球に衝突する恐れがある巨大彗星の存在を発見し、世界中の人々に迫りくる危機を知らせようと躍起になる。仲間の協力も得て、オーリアン大統領とその息子で大統領補佐官のジェイソンと対面する機会を得たり、陽気な朝のテレビ番組「デイリー・リップ」に出演するなどして、熱心に危機を訴えてまわる2人。しかし人類への警告は至難の業で、空回りしてばかり。そのうちに事態は思わぬ方向へと転がっていき……。ランドールをディカプリオ、ケイトをローレンスが演じるほか、大統領役のメリル・ストリープ、テレビ司会者役のケイト・ブランシェット、補佐官役のジョナ・ヒルをはじめ、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデ、マーク・ライランスら豪華キャストが集結した。Netflixで2021年12月24日から配信。それに先立つ12月10日から一部劇場で公開。
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