ryodo

ペルシャン・レッスン 戦場の教室のryodoのレビュー・感想・評価

4.2
緊張感パない語学のレッスン。

ナチスにペルシア語を教えることになったユダヤ人青年のお話🖊


これは観て良かった。
実話ベースというのが信じられない😳


ナチスに捕まった青年ジル。
殺される寸前、自分がペルシア人であると偽ったことで死を免れたが…その代わりナチスの士官にペルシア語を教えることに📖

しかし大きな問題は…
主人公はペルシア語の知識がほぼゼロ!!😇
つまり、
ペルシア語“みたいな”言語を自ら創作して教えなければならないのだ😇ムリムリ
当然嘘がバレたら即処刑😇オワタ

我々日本人で例えるなら、
見た目が似てる中国人と偽って中国語みたいな言語を頑張って教えるみたいな話(?)🤔


しかも、このナチ大尉がまぁ勉強熱心!
受験生みたいに単語カード作って1日何十個も単語を覚えようとするからw…主人公は毎日何十個も単語を創作しないといけない💦

単語は創作することよりも記憶が大変…

しかし、
ある時から“収容者の名簿作り”を任されるようになったことで単語作りに進展が🖊
この創作方法が最後に効いてくるのが本作の肝だと思う😭


ん?でもガチでペルシア語喋れる人出てきたらヤバくない?😱
とか色々心配になってくると思うけど…
ぜひとも心配しながら観てください(笑) 


そして勿論、ホロコーストの悲惨さも描かれているけど…本作はそれよりも
運に恵まれた青年がその運(希望)を絶やすことなく、持ち前の機転の良さと記憶力をもって地獄を抜け出そうとする努力…そして生命力に感銘を受ける作品だと思う✨


故にそこまで重くないから多くの人に観てもらいたい。
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