そう、心だけじゃなく切実に体が痛いんよな。女性は。
エストロゲンとプロゲステロンの働きについて学ぶことはできても、女性の具体的な「痛み」については想像する事しかできない私のようなおっさん達にこそ観られるべき映画。
「薬飲んだら?」などと軽々しく言い放つ男は間違いなくピルや経口中絶薬の飲み方やそれが女性に及ぼす身体的、精神的影響なんて考えてもいないだろう。なんつーか身体的にも社会的にも自身のリビドーに対する責任の重さに男女差があり過ぎるよな…。
そこに宗教や人種やセクシュアリティが重くのしかかって…。
何かどんな性教育がベストなんやろうか。1980年代生まれの私が受けたような内容では不十分だという事は分かるけど。