すぎち

国葬のすぎちのレビュー・感想・評価

国葬(2019年製作の映画)
2.3
ソビエト連邦の独裁者であったスターリンの国葬を淡々と描いたドキュメンタリー

ただただスターリンの国葬に参列する人々の様子や東側諸国や当時のソビエト連邦と共同体の国の代表者が参列している様子が映し出されている

同じような映像がモノクロやカラーに切り替えながら何度も流れるし、最後の追悼集会も長い…

この映画では当時のソ連の指導者たちがスターリンを偉大なる指導者と連呼しこれからも国は繁栄するようなことをうたっているが、当の昔にソビエト連邦は崩壊したし、後継国のロシアはソビエト連邦同様に「どうしょうもないならず者国家」になっている

エンドロール冒頭にスターリンの数々の悪行が文字にて記録されているが…独裁者の国葬をみているだけでかなりつまらなかった笑

映像的には価値はあるのでしょうけど…

時間の無駄でした

追記
・映画135分のうちの115分ぐらいが国民が国葬に参列している様子が映し出されているような体感です…

・葬儀に参列している国民のほとんどが泣いていないのがスターリンに対する想いを物語っていますよね

ただ表立っては喜べないから(反逆者として抹殺されるから)国民の微妙な表情が当時の国そのものを反映しているかと思います。
すぎち

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