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シャレードのwisteriaのレビュー・感想・評価

シャレード(1963年製作の映画)
4.6
岡山でも5月6日からシネマクレールで公開予定の期待のドキュメンタリー作品『オードリー・ヘプバーン』に向けた予習としてAmazon primeで。

監督は『雨に唄えば』のスタンリー・ドーネン、共演はヒッチコック作品などでお馴染みケイリー・グラント。原題"Charade"は身振り手振りで言葉当てをするジェスチャー・ゲームのこと。有名作ながら観たことなくて、これが初鑑賞でした。

大富豪の夫チャールズとの離婚を決意しスキー⛷旅行からパリ🇫🇷に帰ってくるレジーナ(オードリー・ヘプバーン)。しかし戻ってみると家は家財道具も一切ないもぬけの殻に。しかもチャールズは列車から何者かに突き落とされて亡くなっていた!夫は元CIAだったことが判明し、彼の持ち出した政府の大金をめぐり3人の男に付きまとわれることに。スキー旅行先で知り合ったピーター・ジョシュア(ケイリー・グラント)が何かと協力してくれるのだが、実は彼は……というお話。

開始早々列車でのチャールズ殺害シーンからのお洒落なオープニング・タイトルがもう最高ですね!どんでん返し系サスペンスとしてもよく練られていて面白い。さすがに中盤は今の映画では考えられないほどのんびりした展開なんだけど、日曜の昼下がりに美味しい紅茶☕️でも淹れてまったりみるに相応しい上質で古雅な仕上がり。

一番の見どころは言うまでもなくオードリーですね!ジバンシーのお衣装をくるくると着こなしていって実に実にお美しい。。音楽がヘンリー・マンシーニでここら辺は『ティファニーで朝食を』と同じ。しかし例のクライマックスの曲、これは『犬神家の一族』の「愛のバラード」(大野雄二)まんまですね🤣これが元ネタだったのか〜
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