石橋蓮司演じる74歳の売れないハードボイルド作家は幻の殺し屋と噂された。友人役の岸辺一徳、桃井かおりの下、脇役に主役級の俳優が勢揃い。
彼らが集うバー、純喫茶、混沌とした裏通り。もし今時のチェーン店の看板が見えたらこの雰囲気が壊れてしまう。
夜のバーで朝方までたわいもない会話をして過ごしたのを思い出させてくれた。
バーとはマスターの美意識を反映する空間で、その美意識に共感する人々が自然と集まり独自の雰囲気を醸し出す。
今はなき某所のシネマバーを思い出す。
マスターが言った。「ここでは私がルールです。」元気かなぁ？
狭いながらも高級ホームシアターさながらの大画面と音響が楽しめる空間。
映画好きや関係者と酒と映画談義に耽ったものだ😌
昭和の夜遊びの雰囲気を味わいたいなら是非。
