kazu1961

ステップのkazu1961のレビュー・感想・評価

ステップ(2020年製作の映画)
4.0
▪️Title : 「ステップ」
Original Title :※※※
▪️First Release Year:2020
▪️JP Release Date :2020/07/17
▪️Production Country: 日本
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-460
🕰Running Time:118分
▪️My Review
とても優しい作品です。。。ずっと優しい涙がこみあげてきて、そして最後には崩壊(涙)。
でも見終わったあとは、心がぽっかぽかになります。やはり重松清さんの原作だからたまりませんね。ほんと、父性が溢れる、そして家族愛が溢れれる、登場人物すべてが優しい人達で、気持ち良く観れる、そんな作品です!!
本作が描くのは、父子家庭。仕事と育児の両立に悩みながらも、ゆっくりと成長していく姿は、忙しい現代社会で、自分自身の大切なものを見失わないように懸命に生きる人の心を刺激します。
主演は山田孝之。エキセントリックな役柄のイメージが広く浸透している中、久しぶりに等身大の男性を演じています。健一と娘の美紀を温かく見守る義理の両親を演じる國村 隼、余 貴美子の温かな演技は涙を誘います。
原作は、「とんび」「流星ワゴン」など大切なものを失った家族の再生を描き続けてきた作家・重松 清。主題歌には、秦 基博が映画のために書き下ろした「在る」。この音楽を聴きながらゆっくりと余韻に浸れます。

物語は。。。
健一はカレンダーに“再出発”と書き込んだ。始まったのは、2歳半になる娘・美紀の子育てと仕事の両立の生活です。結婚3年目、30歳という若さで妻を亡くした健一はトップセールスマンのプライドも捨て、時短勤務が許される部署へ異動。何もかも予定外の、うまくいかないことだらけの毎日に揉まれていました。そんな姿を見て、義理の父母が娘を引き取ろうかと提案してくれたが、男手一つで育てることを決めます。妻と夢見た幸せな家庭を、きっと天国から見ていてくれる彼女と一緒に作っていきたいと心に誓い、前に進み始めるのです。保育園から小学校卒業までの10年間。。。子供の成長に、妻と死別してからの時間を噛みしめる健一。そんな時、誰よりも健一と美紀を見守り続けてくれていた義父が倒れたと連絡を受けます。誰もが「こんなはずじゃなかったのに」と思って生きてきました。いろんな経験をして、いろんな人に出会って、少しずつ一歩一歩前へと踏み出してきました。健一は成長を振り返りながら、美紀とともに義父の元に向かいます。そこには、妻が残してくれた「大切な絆」がありました。。。

▪️Overview
妻に先立たれて男手ひとつで娘を育てるシングルファーザーと、母親を亡くし父と2人で人生を歩む娘の10年間の足跡を描いた重松清の同名小説を、山田孝之主演で映画化。結婚3年目、30歳という若さで妻の朋子に先立たれた健一。妻の父母から1人娘の美紀を引き取ろうかと声をかけてもらったが、健一は妻と時間をともにした妻の気配が漂うこの家で、娘と天国にいる妻との新しい生活を始めることを決める。娘の美紀の保育園から小学校卒業までの10年間、さまざまな壁にぶつかりながらも、亡き妻を思いながら、健一はゆっくりと歩みを進めていく。山田が自身初のシングルファーザー役を演じるほか、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈らが顔をそろえる。監督は「虹色デイズ」「大人ドロップ」の飯塚健。(引用:映画. com)
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