光が大きいほど、影は大きくなる
と言う。
なかなか刺激の強い映画だったな。
時代の変化とともに変わっていく映画業界の流れや、それとともに苦戦を強いられる俳優や業界人の様子も分かりやすかった。
ゴキブリ的に生きてる私には分からないけど、一度強すぎる光を浴びた人は、その快感が忘れられなくなるのかもしれない。
もう得られるかも分からないそれを求め続けて苦しむのかもしれない。
以前、大変成功されている人が、
「刺激の強いことでしか幸せを感じられない人生は不幸だ」
みたいなことを言っていたのを思い出した。
あと、どれだけ稼いだか?とかどれだけ成功したか?は点でしかなく、長い人生においてはそれほど重要なことでもないのかもしれない。
振り返った時に、後に何を残せたか?なんだろうなぁ。
そう思ったら、みんな、大事な大事な役割を果たしていたと言うこと。
それだけに、それぞれのラストが切なかったな。