Ringo

ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢のRingoのレビュー・感想・評価

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歌が良い映画

人が(目には見えない)レール(という道筋)を(自由に)創って生きるとしたら、レールは十人十色のものがある。
この主人公にとってのレールは「音楽」だった。
音楽で生きる道を作っている。
主人公がステージで歌を歌うわけではなく、歌を創る、音楽をプロデュースする。

たくさんの音楽を聴いて、触れてきたことで、センス、感性を(知らず知らずのうちに、意識もせずに)磨かれ、磨き上げ、研ぎ澄まされて、人の感覚を揺さぶるような)良い音楽を創る事が出来る。

例えば、何か好きなものがあって、極めたいと思うとする。
上には上がいて、チビりそうなくらい(いい意味で)ヤバい人がいて、心が折れそうになるけど、その人も最初はゼロだったわけだから、自分もとことん好きなものに関わって、触れまくって自分にいっぱいインプットしまくる。で、アウトプットしまくる。途中で終わらさず、一つ一つ「完了」させる。その数をいっぱい作る。
そしたら、スタートしたゼロの地点からめっちゃ進んだことに気づく。振り返らんでもいい。“ふと”したときでいい。“ふと”するから。

という考えに、この映画を観て至った。

にしても「ふと」って日本語なんか面白い。
Ringo

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