ネトフリにて視聴。泣きました。
実母から虐待を受けている少女と、トランスジェンダーで苦しむ性自認が女性の人の物語。
「チョコレートドーナツ」にも少し通じるものがあるけれど、本当の親の愛情って、いかにして子供の気持ちに寄り添い惜しみない愛情を注げるか、そして本人が自信をもって成長し自立していけるよう導くことだと思う。
心理学科を出ているわけではないから正確には分からないが、虐待を受けて愛着障害を抱えてしまっても、自分が心からこの人は自分の親だ、信じていいんだ、安全基地になってくれるんだ、と思える存在が現れたなら、一果みたいに巣立っていくことが出来るような気がした。
監督がLGBTQの方への理解が少しでも広まればと語っていたとウィキに書かれていた。
一応日本は先進国だけど、こういったことに関しては後進国。どの性別の人間がどの性別の人間を好きになったっていいではないか。人を好きになることは素晴らしいこと。それを何故否定する?
どんな人間も尊重されるべき一人の人間。
自己犠牲を払わなくても、辛い思いをしなくても、全ての人が自分らしく生きていける社会を目指いしたいものだ。
草彅くん凄いよ。渾身の演技をありがとうございます。
バレエのシーンもとても美しかった。
観て良かったです。